チューリングテスト

チャットボットと会話する

最近、LINEやFacebookMessenger、SnapChatといったインターフェース上で、実際にはいない人間やキャラクターと、人間同士のような会話を楽しむことができるサービスがよく見られます。

これはチャットボットと呼ばれるもので、天気を聞いたら天気を教えてくれる「天気ボット」や、スケジュール管理をしてくれる「スケジューリングボット」など、アシスタント的な役割を果たしてくれるものもあります。

チャットボットの多くは、機械的なアルゴリズムによって作られているようですが、最近はAI(人工知能)を活用した高度なものもあり、まるで本当の人間と会話をしているような錯覚に陥ってしまうこともあります。

シンギュラリティ以降、AIがより進歩すれば、チャットボットも今よりもかなり人間らしくなり、人間と会話を楽しむようにチャットボットと会話を楽しむひと時なども生まれてくるかもしれませんね。

 

知能の有無を判定するテスト

ところで、このようにコンピュータがどこまで人間に近づいているのか?ということを示すひとつの指標に「チューリングテスト」と呼ばれるものがあります。

今より60年以上も昔、イギリスの数学者でありコンピュータ科学者でもあったアラン・チューリング博士が考案したこのテストは、人間の持つ「知能」について考えるとき、いまもなお引き合いに出されるテストです。

チューリングテストの方法は、実に簡単です。
コンピュータと生身の人間、それぞれにいくつかの質問をし、それに対する回答をモニター画面に文字で映し出します。

判定者は、モニター画面に映し出された回答だけを見て、どちらがコンピュータでどちらが人間かを答えるのです。

30パーセント以上の判定者が、コンピュータと人間を識別できなかった場合、そのコンピュータは人間と等しい知能があるという判定が下されるというわけなのです。

もっとも、この方法は、開発者によってコンピュータに人間のように振舞わせることはいくらでも可能という問題点が含まれています。